ひとり出版社・月兎社(ゲットシャ)で、タイル研究家として活動されている加藤郁美さんが、『マツコの知らない世界』に出演します。
今回は、加藤郁美さんの本の評判や、お勧めのタイル作品5選を紹介したいと思います。
加藤郁美(月兎社)さんの本の評判は?
『にっぽんのかわいいタイル』
画像引用:国書刊行会
この本は、昭和の時代にお風呂場や台所で使われていたモザイクタイルについてまとめられた本です。現在はスーパー銭湯という形に変わっていますが、昭和の銭湯はこのタイル張りでしたね。
タイルが作られているのは、岐阜県多治見市の郊外にある笠原町です。ここでは、日本で作られるタイルのおよそ8割が作られています。
この本では、タイルを通して人々の営みが垣間見えると評判の本です。
【評判】
気になるレビューとしてはこのようなものがあります。
「この本の凄いところは,いわゆる写真にコメントがついているカタログ的な本に留まらないところだと思う。」
「タイル張りの建物の持ち主へのインタビューなど,丁寧に紹介されていて,そういった背景があってできたものだからこそ,こんなに綺麗で可愛らしいんだな,と思うとなんかじーんとするものがあった。」
これらのレビューが、本の評価を高めていますね。写真だけではなく、作った人の想いに触れてある!これを読んで、そこにどんな想いがあるのかを是非知りたくなりました。
その思いを知ってからタイルを見ると、また感じるものが変わるのでしょうね!
『切手帖とピンセット』
画像引用:月兎社
一般人が海外旅行をすることが難しかった時代、海の向こうの人との通信手段は手紙でした。そこに貼られた、世界各国の切手の数々・・・
その切手1154枚がカラーで蘇ります!そこに書かれた詳細なデーターから導き出されたコメントが人気の作品です。
【評判】
先ず、カタログではない事を書いておく必要があると思います。
引用:amazonカスタマーレビュー
友達と趣味の話をする時、例えば、絵画鑑賞を考えると、自分の持っている画集の「この絵が好き」と語り合う感覚を想像するような、趣味の共有をする一冊となっています。
切手が趣味だという人に刺さる本のようですね。世界の切手には様々な特徴があり、その切手の背景にある国の歴史などを関連つけてコメントが添えられているようです。
評価の中には、その文章が少し重いという感想を持たれている人もいたようですが、切手が好きな人は読んで見る価値がありそうですね。
『シガレット帖』
画像引用:月兎社
「シガリート」とは、スペイン語で「紙巻き煙草」と意味です。
この本は、ライカ犬パッケージやシガレット・カードなど、シガレットをめぐる「紙モノ」を集めています。
【評判】
いつの時代も、〇〇のおまけでついてきたものは、後に価値が上がりますよね。
私の世代では、「野球カード」や「ビックリマンカード」などがこれに当たるのかもしれません。
ビックリマンカードの本が出たら買ってしまうかも・・・笑
『どうぶつ帖』
画像引用:倉敷オンラインストアー
こちらの本は、「オールド・シュタイフ」や「キュンストラーシュッツ」の動物から選んだモフモフ写真集です。モフモフぬいぐるみ好きにはたまらない本になっていますよ!
【評判】
モフモフのぬいぐるみと寝ていた幼少期を思い出した人も多かったのではないでしょうか?
ぬいぐるみは本物のペットと同じぐらい可愛く思えてきますよね〜
加藤郁美(月兎社)さんのお勧めタイル作品5選
三宅坂ビル
こんなビルにもモザイクタイルが使用されているのですね!意識して見ないと目に入ってこないな〜
東窯工業のタイル
昭和の雰囲気が漂うタイルですね〜今までは「古いな〜」としか思わなかったのに、勉強した今は少し見方が変わってきている・・・
杉江製陶所
レトロですね〜昔の民宿の玄関とかにありそうなタイルですね。
前田侯爵邸の泰山タイル
これもタイルなの・・・?こういうのは、知っている人にレクチャーを受けないと見逃してしまいますね・・・
角間温泉
これこれ!昔の銭湯ってこんなのばっかりでしたよね〜懐かしいな〜
こちらの「竹あかり」の記事も、日本の古き良き伝統を感じられると思いますよ。ぜひ合わせてお読みください。
まとめ
今回は、「加藤郁美(月兎社)の本の評判やお勧めタイル作品5選を紹介!」という題名で記事を書きました。
加藤郁美さんの本は、とっても評判が良く、コアなファンから絶大な人気を得ていることがわかりました。
また、お勧めタイルを見ていく中で、日頃目にも止まらなかったタイルに少し魅力を感じてきたのは、私でけではないのではないでしょうか・・・
最後までお読み頂き、ありがとうございました。