池田親生(ちかお)さんと三城賢士(けんし)さんが立ち上げた「CHIKAKEN」が大変話題になっています。
今回は、「人と人」「人と場所」「人と自然」を繋ぐ「竹あかり」を広めているCHIKAKENの作品や、「竹あかり」を自分で作る体験、「竹あかり」をレンタルするシステムについて詳しく調べていこうと思います。
CHIKAKENって何?誕生の経緯は?
CHIKAKENの池田親生(ちかお)さんと三城賢士(けんし)さんは、崇城大学工学部建築学科内丸研究室で出会いました。
この研究室では「まつり型まちづくり」を主に学んでいたようです。
「まつり型まちづくり」を提唱しているのは、二人の恩師である内丸先生です。(28秒ごろに映ります)
動画の中では、丸内先生の「まつり型まちづくりの理念が語られています。(開始1分ごろ)
その理念とは、「まずは、街の活性化、ひとのつながりを検討・実践」そしてキーワードは「灯りのまちづくり」だそうです。
丸内先生のもとで学び、刺激を受けた二人は、2007年(平成19年)の4月、二人の名前をとった『CHIKAKEN』を設立し、「まつり型まちづくり」を継承し始めます。
その後二人は、15年以上も日本中で「竹あかり」を製作してきました。
「竹あかり」とは、社会問題となった放置竹林を利用し、竹に模様を形どった穴をあけて光を灯したものです。
現在二人は、「竹あかり」を通じて培った全国に広がるネットワークを基に、まちづくりや社会の諸問題に取り組んでいるようです。
CHIKAKEN(竹あかり)の作品が凄い!
「竹あかり」✖️「イルミネーション」 作品
「竹あかり」が最も生えるのはやはり夜ですね。竹の中の光が、様々な模様を映し出す光景は「綺麗」に一言に尽きます!
東京のミレナリオや神戸のルミナリエのように、夜の空間をイルミネーションで飾るのもおしゃれですが、「竹あかり」はどこか日本の風情が感じられる雰囲気がありませんか?
画像引用:兵庫県 神戸ルミナリエ
「竹」というコンテンツが「日本風」ととっても相性がいいのかもしれません!
「竹」で最も日本の風情が感じられるのが、京都の嵐山にある「竹林の小径」ではないかと思います。
とっても有名な観光スポットで、外国人の観光客も竹林の美しさに感動するようです。夜ライトアップしている期間があるようですが、私は見たことがありません・・・
ライトアップすると下の写真のようになるようです。竹の緑が暗闇に映し出される光景は、きっと綺麗なのでしょうね。
画像引用:ZEKKEI
「竹林の小径」はCHIKAKENの作品とは違った雰囲気ですので、「竹林の小径」をまねて「竹あかり小径?」を作れば人気が出るのではないでしょうか・・・
「竹あかり」✖️「ビアガーデン」 作品
こちらのビアガーデンでの作品も凄い!!
この世界観は、私が今まで見たことがないものです。この空間で暑い真夏にビールを飲めば、涼しさを感じられる最高の夜になること間違いなしですね!
センターにある、竹の間から満月を覗くオブジェの世界観が最高に素敵ですね!実物を見たかった!
「竹あかり」✖️「文字」 作品
「竹あかり」でこのように文字を映し出し、メッセージを伝えることもできるのですね。竹から光として出てくる文字には、どこか幻想的な雰囲気があり、厳かなメッセージに映りますね!
「竹あかり」✖️「額縁」 作品
「竹あかり」を額縁にする!この発想がすでにアートですね!しかもスケールがでかい!砂で作ったモナリザを「竹あかり」の額縁に収めた作品!これを生で観れた人はラッキーでしたね!
CHIKAKENの「竹あかり」体験やワークショップは?
朗報です!CHIKAKENの「竹あかり」を、あなたの街でも体験することができるようです。
1節サイズの「竹あかり」を制作するワークショップです。日本全国、世界各地へ、どこへでも出張いたします。
引用:CHIKAKEN
日本中どこへでも出張ワークショップを行ってくれるようです。これはぜひ私のかかわっている団体でも出張をお願いして作ってみたいと思います!
良いものができれば、こちらに掲載させていただきますね。
画像引用:CHIKAKEN
「作るの難しいんじゃないの〜?」という声が聞こえてきそうですが、小学生でも簡単に作成ができるようです。しかも、作成に必要な工具は全てレンタルできます!
CHIKAKENがここまで至れり尽くせりなワークショップを行っていることを知ると、一人でも多くの方々に「竹あかり」を知ってもらいたいという二人の熱い思いが伝わってきますね!
さらに嬉しいサービスとして、「竹あかり」の模様は、数ある型紙の中から選ぶことができるようです!これならデザインとかのセンスがない私でも、なんとかおしゃれに仕上げられるような気がします・・・笑
ワークショップをご希望になられる方は、CIKAKENさんのホームページから「お問い合わせフォーム」に進み、お申し込みください。
画像引用:CHIKAKEN
「竹あかり」レンタルの値段は?
画像引用:CHIKAKEN
最短1週間のレンタルが可能なようです。レンタルっていいですよね!ちょっとしたイベントのアクセントとして使えますし、何より購入した時に起こる保管場所に悩まなくて済みます!
オブジェの大きさがS(23800円)・M(24800円)・L(25800円)の3タイプあるようですので、用途に応じてレンタルを考えて見たはいかがでしょうか。
画像引用:CHIKAKEN
レンタルした人は、こういうことに使っているようですよ。「竹あかり」が空間を演出し、車をさらに高級なものに映し出していますね!
画像引用:CHIKAKEN
こちらの記事も、日本が世界に誇る彫刻の世界をまとめています。ぜひ一緒にお読みください。
まとめ
今回は、「CHIKAKENの作品が凄い!体験やレンタルの値段は?」というタイトルで記事を作成しました。
日本が世界に誇る「竹あかり」の世界観を感じることができましたでしょうか?
体験ワークショップやレンタルも可能だということですので、今後ますます日本から世界へ広がっていくことを願っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。