日本のアニメーション作家である、竹内泰人(たいじん)さんが『マツコの知らない世界』に出演して、コマ撮り動画の魅力について語ります。
コマ撮り動画って、あまり見る機会がない人も多いのではないでしょうか・・・
今回は、竹内泰人さんの経歴や代表作品、受賞歴などを調査してから、コマ撮り動画の撮影方法の凄さを紹介していこうと思います。
竹内泰人(コマ撮り)さんの経歴は?
出身大学は?
竹内泰人さんは、1984年生まれの39歳(2023年現在)です。九州芸術工科大学画像設計学科を卒業し、武蔵野美術大学大学院映像コースを修了しています。
武蔵野美術大学大学院の映像コースの難易度ですが、エースアートアカデミーの調査によると、デザイン系学科に比べると、比較的合格率が高いようですね。
武蔵野美術大学の大学院入試は、学科によって難易度がかなり変わります。総じて「ファイン系学科(グラフの上4つの学科)」「映像系学科(映像・写真)」は合格率が高く、デザイン系学科は低くなっているという特徴が顕著に出ています。
引用:エースアートアカデミー
大学院まで行って学びを深めるとは、芸術に対する飽くなき追求心をお持ちの方のようです。
2011年には、コマ撮りアニメーションの作り方を解説した本『つくろう!コマ撮りアニメ』を出版しています。
画像引用:Amazon
大学時代からコマ撮りを極めるべく研究に力を入れていたことが伺えます。
最初に作った作品がこちら
最初に作った作品が『オオカミはブタを食べようと思った』という作品です。
私の感想としては、手作り感が伝わってくる作品であり、コマ撮り動画の面白い動きが見られる作品だと感じました。
これを街中で撮影していたと思うと、なかなか大掛かりなロケになったのではないせしょうか・・・3分30秒ごろから衝撃が・・・!是非ご覧くださいね。
代表作『魚に似た唱』
代表作『魚に似た唱』がご覧いただけます。題名も独特のセンスを感じますし、映像でも独特の世界観を感じられる作品です!芸術家ですね。
少年と魚の人形を天井からワイヤーで吊ってコマ撮り撮影を敢行。部屋の中で繰り広げられる幻想的な映像もCGではなく、実際に絵の具で天井や壁、床を彩色し、コマ撮りしたものだ。
引用:JFDB
空き家の中に自分よりも大きな人形を作って、これをコマ撮りにするという発想が、芸術的センスを感じさせられますね!
2分25秒頃からの魚の動き・・・どうやってコマ撮りにしてるのか作成過程が見たいと思いました。
5分間のドラマに引き込まれました。面白かったですよ!
『魚に似た唱』での主な受賞歴
- デジタルクリエーターズコンペティション2010 「金の翼賞」
- しずおかデジタルコンテンツグランプリ 「グランプリ」
- よなご映像フェスティバル 「準グランプリ」
- BACA-JA2010 「佳作」
- TBS DigiCon6 「努力賞」
- CON-CANムービーフェスティバル 「アニメ部門賞」
- AsiaDigital Art Award2010 「入賞」
- AsiaDigital Art Award2018 「入賞」
ユーチューブに公開してわずか10日で100万回再生をした『オオカミはブタを食べようと思った』では、BACA-JA2007 で「最優秀賞」をとっています。
コマ撮りの撮影方法が凄い!
映画ではなく、なぜコマ撮り動画にする必要があるのだろうか・・・?知識のない私のようなものは、そう考えてしまいます。
その理由を考えてみると、コマ撮りの撮影方法を知らなかったからだということにたどり着きました!
こんなに細かく細かく動かしながら撮影し、動いているように見せているのですね!!驚きです!!このメイキング動画を見てからコマ撮り動画を見ると、きっと見える世界が変わりますよ。
いかがだったでしょうか?3分ほどの動画を作るのにも、何百倍では効かない時間を要するのだと想像できます。このメイキングビデオを見てから、次のコンペティション作品をご覧いただくと、感動が増すと思いますよ!
【 おすすめ記事 】先週の『マツコの知らない世界』に出演されていた、ホットプレート料理の魔術師の方の記事です。合わせてお読みください。
まとめ
今回は、『竹内泰人(コマ撮り)の経歴や代表作品は?受賞歴や撮影方法が凄い!』という題名で記事を書いて見ました。
竹内泰人さんの、独自の世界観に触れることができたのではないでしょうか。やはり、コマ撮りの撮影の仕方を知ってから見るコマドリ動画は、また違った感動が生まれてきますね。
これからも、活躍を応援しています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。