こんにちは、ロッキーです!
今日は、世界的なレストラン「noma」で唯一の日本人ヘッドR&Dシェフとして活躍する髙橋惇一さんの学歴とその道のりについて深掘りしていきます。
彼のキャリアには、予想を超える努力と奇跡的な出会いがありました。
特に、なぜ彼がデンマークの「noma」に辿り着いたのか、その経緯に驚きの連続です。
さぁ、髙橋惇一さんの学歴から出身中学・高校・大学を追いながら、
彼がどのようにして世界最高のレストランのトップシェフになったのか見ていきましょう。
髙橋惇一さんの学歴を知る!出身中学と高校
髙橋惇一さんは1983年生まれ、宮城県の出身です。
彼の学歴を遡ると、まず最初に出てくるのは中学・高校時代です。
料理に興味を持つ前、髙橋さんはどんな学生だったのでしょうか。
彼がどんな学び舎で過ごしていたのかを探っていくと、あまり料理と直接の関係はないものの、
好奇心旺盛で積極的に物事に取り組んでいたことがわかります。
中学時代は特に学問よりもスポーツに打ち込んでいたようで、
仲間とともに過ごす時間が多かったとか。
高校は地元の普通の学校に通っていましたが、実はその時期から少しずつ「料理」に対する興味が芽生え始めたと考えられます。
彼は当時から「将来は料理をやりたい」と感じていたそうですが、
まだ具体的な道筋は見えていませんでした。
それでも、料理を学ぶための学校に進むことを決めたのは
この頃の自分の将来に対する希望が強かったからだと思います。
服部栄養専門学校に入学!料理の基礎を学ぶ
髙橋惇一さんが進んだのは、東京にある服部栄養専門学校です。
ここで彼は本格的に料理の基礎を学びました。
料理人としてのスタート地点をここに置き、彼の努力と情熱が試された瞬間でした。
服部栄養専門学校では、厳しいカリキュラムと技術的な挑戦に直面します。
特に、細かい作業や時間管理、食材の使い方などを徹底的に学びました。
この時期、彼のパティシエになる夢もありましたが、競争が激しいため方向転換し、
フランス料理に挑戦する決断をします。
その後、専門学校を卒業し、実際に料理の世界に飛び込むために東京のフランス料理店で修行を始めます。こ
こでの経験が、後に彼を世界最高のレストラン「noma」に繋がる道を開くことになるとは、
当時は誰も予想しなかったことでしょう。
東京での修行とフランス料理の経験
髙橋惇一さんがフランス料理の修業を始めたのは、専門学校卒業後です。
東京の名店「ヌキテパ」や「ラ・レプブリック」など、フランス料理の名店で腕を磨きました。
この期間中、彼は日本の料理を学びながら、さらにフランス料理の深さに魅了されていきます。
この時期、彼は「本場フランスで修行したい」という強い気持ちを持っていました。
しかし、運命的に出会った本が、彼の進路を大きく変えることになります。
料理に対する情熱と覚悟を持ちながらも、フランスではなく、デンマークの「noma」に向かうことを決心したのです。
偶然の出会いで人生が変わる!『ノーマ 北欧料理の時間と場所』
髙橋惇一さんが「noma」に惹かれたきっかけは、偶然手にした一冊の料理本『ノーマ 北欧料理の時間と場所』です。
画像引用:Amazon
この本に掲載されたレシピと料理に強い衝撃を受けた髙橋さんは、
すぐに「ここで働きたい!」という気持ちを抱くようになりました。
その本には、レネ・レゼピシェフが提案する斬新な料理が紹介されており、
見た目だけではなく、味わいが想像できないその料理に深い興味を持ちました。
この偶然の出会いが、髙橋惇一さんの人生を大きく変える転機となったのです。
デンマークでの挑戦!直接交渉して研修生として参加
髙橋惇一さんが「noma」に入るきっかけとなったのは、
2011年にデンマークへ渡り、実際に「noma」の料理を食べて衝撃を受けたことです。
料理の美味しさとサービスに圧倒された髙橋さんは、
食事後すぐにシェフに直接交渉し、研修生としてのチャンスを得ることになります。
この時、「noma」は世界中から多くの志願者が集まり、研修生枠にも空きがない状況でした。
さらに髙橋さんは英語が苦手だったため、逆境の中での挑戦となりました。
それでも、彼の情熱と覚悟が通じ、研修生としての道を開くことに成功しました。
「noma」での成長と正規スタッフへの昇格
「noma」に入社した髙橋惇一さんは、最初は研修生として仕込みや掃除といった下働きに従事していました。
ですが、彼の強い意志と努力が評価され、
次第に「サタデー・ナイト・プロジェクト」で自ら考案した料理が絶賛され、正規スタッフに昇格します。
その後も順調にキャリアを積んでいき、2016年には「テストキッチン」のスーシェフに就任しました。
彼の柔軟な思考と行動力が、シェフレネ・レゼピに認められ、重要なポジションに抜擢されたのです。
日本初の「noma」シェフとしての道
現在、髙橋惇一さんは世界最高のレストラン「noma」のヘッドR&Dシェフとして、新しいメニューの研究開発に携わっています。
彼の仕事は、創造性を重視し、チーム全体で料理のクオリティを追求することです。
また、日本の食文化と北欧の革新的な料理技術を融合させた新しいスタイルの料理を追い求めています。
髙橋惇一さんが日本初の「noma」シェフとして活躍する姿は、
料理業界において大きな影響を与えています。
彼の言葉「目の前の小さなことにひたむきに取り組むことで、新しい景色が見える」は、
挑戦し続けるすべての人にとって大きな励みとなるでしょう。
まとめ
髙橋惇一さんの経歴は、偶然の出会いや挑戦が生んだ奇跡的なものです。
学歴や出身校がどんなものであれ、彼の情熱と決断力、そして粘り強い努力が今の地位に繋がったのです。
あなたも、目の前の小さなことにひたむきに取り組んで、未知の「新しい景色」を見つけてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。