こんにちは、ロッキーです!
9月6日(金)の『徹子の部屋』に、日本のニューハーフタレントであるカルーセル麻紀さんが出演します。
カルーセル麻紀さんは、4年前の2020年に脳梗塞を患い、生活が一変したと語っています。
毎日健康のために、1日に5000歩を歩く生活をしているようですね。
今回は、そんなカルーセル麻紀さんに焦点を当てて、
- カルーセル麻紀さんは性的マイノリティーの先駆者!
- カルーセル麻紀さんと美輪明宏さんとの関係は?
という内容で記事をまとめています。気になる方は、是非最後までご覧ください。
カルーセル麻紀さんは性的マイノリティーの先駆者!
性別の変更
2004年(平成16年)10月、性同一性障害者特例法施行を受け、戸籍上でも女性となったカルーセル麻紀さん。
本名も平原麻紀と改名しました。
日本人として初めて性別適合手術を受けた方で、戸籍を男性から女性にしたパイオニアと称されています。
カルーセル麻紀さんによって、現代社会に生きる人たちがどれだけ生きやすくなったことか・・・
wiki風プロフ
カルーセル麻紀さんのwiki風プロフをまとめると以下のようになります。
- 生年月日:1942年11月26日
- 年齢 :81歳(2024年)
- 出身地 :北海道釧路市
- 本名 :平原麻紀
- 出生名 :平原徹男
- 事務所 :オフィスカルーゼル
カルーセル麻紀さんが誕生された1942年(昭和17年)といえば、アメリカ軍による日本本土初空襲が行われた年です。
さらに、ミッドウェー海戦で日本海軍が敗北した年であり、戦争真っ只中の時代に生まれたことがわかります。
そのため、厳格な父親がカルーセル麻紀さんに付けた名前は、「徹底的に戦う男」となるようにとの思いを込めて、「徹男」と名付けられました。
心が女性のカルーセル麻紀さんにとって、「徹男」という名前は、最も自分とかけ離れたイメージであり、随分苦しい思いをされたのではないかと想像します・・・
幼少期からのいじめ
カルーセル麻紀さんは、すでに幼少期から女性的趣味趣向を持っていたため、小学生の頃に壮絶なイジメに遭います。
「女のなりかけ」
という言葉の暴力を浴びせられ、苦しい小学生時代を過ごしたようですが、自らがゲイであることを隠そうとはしなかったようです。
本人は「ゲイであることが自分自身なんだから仕方ないじゃない」と開き直っていたということです。
2024年の現在は、LGBTQ(性的少数者)という言葉が認知されるようになっていますが、太平洋戦争真っ只中の時代には、理解されなかったのは簡単に想像できますね。
カルーセル麻紀さんと美輪明宏さんとの関係は?
カルーセル麻紀さんに勇気を与えてくれた方こそが、美輪明宏さんでした。
カルーセル麻紀さんが中学生の頃、当時丸山明宏さんと名乗っていた美輪明宏さんに出会ったことが、その後の人生に大きく影響を与えたようです。
当時の美輪明宏さんは、シャンソン曲「メケ・メケ」で大人気でした。
美輪明宏さんの存在を知ったことと、三島由紀をさんの小説「禁色」を読んだことが重なり、「ああ、自分と同じ人がいるんだ。生きていく道はこれしかない」と思うようになったようです。
母親の着物を着ながら、口紅を塗ってうっとりしているところを父親に見つかり、「このバケモノが!」と木刀で叩かれたという話もあります。
この時代には、世間から理解を得ることが難しく、生きづらい時代だったんですね・・・
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まとめ
カルーセル麻紀さんについてまとめると
- 日本人として初めて性別適合手術を受けた
- 戸籍を男性から女性に変更している
- 美輪明宏さんのおかげで自分と同じ人がいると思えた
ということでした。最後までご覧いただき、ありがとうございました。